journal
「また来たい」と思える場所に出会うということ

京都の町家で静かにたたずむその佇まいに、ふと引き寄せられるように訪れてくださる方がいらっしゃいます。
ある日、初めての方がふらりとサロンを訪れてくださいました。
特に予約をされていたわけではなかったのですが、「流れ」に導かれるようにサロンの扉を開けてくださいました。
外観は、昔ながらの町家。
目立つ看板や派手な装飾はありませんが、それがかえって「静かに引き寄せられる」と言ってくださる方も多く、私たちにとっても嬉しい言葉です。
その日はたまたま、面談のご予約や、石を見に来てくださったお客さまでにぎわっていました。
待合には、面談をご希望の方がおふたり、ブレスレットを選ばれている方が三人、外では順番を待つ方が並んでくださっていたようです。
そんな中、この方は不思議とすっと中に入る流れとなり、ゆっくりと石と向き合う時間を持たれました。
「気が入った石に触れられて、すごく清々しい気持ちになりました」と帰り際に話してくださったその言葉は、私たちにとっても大きな励みになります。
この方は、もともと「気」や「エネルギー」といった目には見えない感覚を大切にされていて、今回のご訪問で、その感覚がより確かになったようでした。
「次は予約をして、田中サクさんと面談してみたい」と言ってくださいました。
またお目にかかれる日を、心からお待ちしております。
まだ言葉にならない
「感じる力」を信じて
何か大きな変化ではなくても、
ほんの少し、心や身体の深いところで感じる気配。
その感覚こそが、次に向かう力になることもあります。
そんな静かな気づきに出会いたくなったら、どうぞお立ち寄りください。