目には見えないけれど、本来欠かせない私たちの生きる糧

「気」と聞くと、どこかつかみどころがないと感じる方もいるかもしれません。今の科学ではまだ数値化できないことも多く、説明のつかない領域だからです。けれど私は、科学と相反するものではなく、補い合うものとして「気」という存在を伝えたいと思っています。ここでは、いま目に見えなくても確かにそこにあるエネルギーについて、私が考えていることをお話しします。
気というエネルギーは目に見えない。でも確かにある
「気」という空間のエネルギーは、目には見えません。今の科学ではすべてを数値化できないからこそ、つかみどころがないものだと感じる方も多いかもしれません。けれど私は思います。50年前に、電話をポケットに入れて持ち歩く日が来ると、誰が想像できたでしょうか。手紙を一瞬で送れるメールの仕組みを、100年前の人が信じられたでしょうか。家でテレビを当たり前に観る日常も、当時はきっと魔法のように映ったはずです。
空間エネルギーは、いつの時代も同じように在る
想像すらできなかった「不可能」も、その時代の空間には、すでに未来を可能にするエネルギーが存在していたのだと、私は考えています。この空間のエネルギーそのものは、昔も今も変わらずここにあります。科学や技術がどれだけ進んでも、私たちのまわりに満ちている「気」という力が、急に変わるわけではありません。
科学で測れないからこそ、気が支えるものがある
「気」という空間エネルギーを人が使いながら、心や身体を整えていくことは、
今の科学の目には、魔法のように見えるかもしれません。スピリチュアルな話だと感じて、信じがたいと思われる方もいるでしょう。でも私は思います。これを「空間を活かした未来の科学」として考えたとき、それは奇跡でも魔法でもなく、私たち一人ひとりが生きていくための自然な生きる糧のひとつだと考えています。
科学を尊敬しながら、「気」を伝える
私は、今の科学の進歩を深く尊敬しています。私には理解が及ばない世界を数値に置き換え、
目に見えないことを明らかにしていく科学者たちは、本当に社会の頭脳だと思っています。ただ、どれほど進んだ科学にも、限界はあると私は思います。過去の科学に限界があったように、今の科学も、未来の科学も、その時々に届かない場所が必ず残ります。だからこそ私は、科学を否定するのではなく、その先を静かに補うものとして、「気」という空間エネルギーの存在を伝え続けています。

空間にある気のエネルギーが、人の自然治癒力を支える
私が扱っている「気」は、決して特別な魔法ではありません。人が生きていくために、もともと空間に満ちている自然な力です。銀河系の中の太陽系の中の、この地球で生きる私たちにとって、空間に満ちているこのエネルギーは欠かせないものです。身体や心が疲れたり、どこかに不調を感じたときに、整えようとする自然治癒力を支えてくれるのも、この空間のエネルギーの一部です。そうでなければ、私たちは生きていけないと私は考えています。
命も植物も、同じ空間のエネルギーのかたまり
空間に存在するエネルギーの集合体が人間であり、別の集合体が犬や猫であり、また別の集合体が植物です。エネルギーがあるからこそ、命は存在できます。もしその粒子が、今の科学では捉えきれないほど小さいなら、まだ解明には時間がかかるかもしれません。
人は小さな存在だからこそ、空間の気に還る
もし人間がすべての宇宙を完全に理解しているのだとしたら、この先の未来は、とても閉じたものになってしまうでしょう。でも現実には、地球は広い宇宙の中では砂漠の砂の一粒にも満たない小さな星です。そこに60億の人が暮らしています。宇宙全体から見れば、私たちは微生物のような存在かもしれません。だからこそ私は思います。この大きな空間のエネルギーを信じて、少しでも意識して生きることが、私たち一人ひとりの生きる糧になるのだと。
気を意識して生きる、それが生きる糧になる
空間にある「気」というエネルギーを意識して暮らすか、何も感じずに流されて暮らすかで、心と身体が整っていく形もきっと変わると私は思います。私たちが住む銀河には、2000億もの星があります。その銀河のかたまりが、科学で把握されているだけでも5000あると言われています。つまり、1000兆個の星が科学で存在を認められています。その中のひとつが、私たちが暮らす地球です。この小さな星に、60億以上の人が生きています。この大きな空間のエネルギーを意識して、「気」を暮らしの中にそっと置いてみること。それが、私たちの毎日に必要な生きる糧になると、私は信じています。今はまだ科学の公式にはならなくても、いつか「気」という空間のエネルギーが、人の心と身体を支える当たり前の生きる糧として語られる日が来ると、私は信じています。これからも、私はそれを少しでも先に体感できる世界観を、静かにお伝えしていきたいと思っています。

気のエネルギーを、静かに感じたい方へ
私は、この空間のエネルギーを、一人ひとりが自分の中で静かに感じてみる時間を、何より大切にしてほしいと思っています。もし、言葉だけでは伝わらない部分を、そっと確かめてみたい方がいらしたら、京都の町家サロンでお話しできれば幸いです。