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波動は人から人へ

波動は人から人へ

波動は人から人へ、意識によって共鳴が起こる

人と人のあいだでは、波動が伝わります。
それは「意識」と深く関係していて、意識を持つことでエネルギーの交換が起こるのです。
たとえば、初めて会った人に対して、「なんとなく合う」「なんとなく合わない」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
もちろん、過去の経験から「この顔の人は合う」「この話し方は苦手」といった印象が影響している場合もありますが、実際には、その人の波動を瞬間的に感じ取っているのです。
これは、動物が本能的に持っている感覚でもあります。
ただし、「前に立っただけで相手の波動が自分に入ってくる」というわけではありません。
波動共鳴が起きるには、「波動を合わせる術を持っていること」や「相手を意識していること」といった条件が必要になります。
つまり、どちらか一方でも意識していなければ、波動の共鳴は起こらないのです。

送受信の意識が一致するとき、
波動は深くつながる

私が石に波動を加えるときは、まず相手の波動に自分自身を合わせてから、その方が空間のエネルギー(宇宙の波動)と響き合うには、どのようなエネルギーを加えればいいのかを読み取り、その波動を石に入れています。
これは、私自身が長年かけて「人の波動に自分を合わせる術」を身につけてきたからこそ可能なことですが、誰でも繰り返し行えば身につけることができます。
日常生活でも、波動に触れる場面は少なくありません。
たとえば、初対面で会った人を見て、一瞬で「自分に合いそうかどうか」を判断しようとする感覚。
これは、無意識に相手をサーチしている本能的な反応です。
また、満員電車で隣に立っている人と体が触れたとき、あるいは握手をしたときも、同じような“接触”があります。
けれど、ここに「意識」があるかどうかで、波動が共鳴するかどうかはまったく変わってきます。
満員電車でたまたま隣に立っている人との間には、お互いに意識がなければ、波動は入りません。
しかし、たとえば「仲良くなりたい」と思って握手を交わした場合には、そこに波動が入ります。
マッサージ師が「この人を元気にしたい」と思って施術を行い、受け手が「元気になりたい」と願っているとき、両者の意識が一致することで、波動が強く共鳴します。
美容師さんが髪に触れるときも同じです。
「この方をきれいにしたい」という想いと、「この人にきれいにしてもらいたい」という気持ちが一致すれば、波動の送受信が起こります。
このように、エネルギー交換や波動共鳴は、「意識」があるかどうかで大きく左右されるのです。

石がもつエネルギーと、人の波動の関係

私が誰かに「気」を送るときは、意識も波動も合わせながら送らせていただいています。
ただ、たとえばご病気のお父様やお母様を心配されたご家族が、「ぜひ一度会ってほしい」と私のもとにご本人を連れてこられることがあります。
その際、ご本人が非科学的なことに理解のない方だった場合、私を「いかがわしい者」として警戒されることもあります。
それでも、私はその方に対して誠実に空間の波動を送りますが、受け手の意識が伴わない場合、それは「最善のかたち」とは言えません。
意識のない受け手に波動を送るのは、「ものに波動を入れる」のと同じで、一方通行になります。
ただし、物の中でも「石」は特別です。
石はもともと、それぞれ固有のエネルギーを持っています。
それは、石の種類や産地、地のエネルギー、空間との相性など、さまざまな要素によって決まります。
同じ種類の石でも、それぞれが個性を持っており、多くの石は空間のエネルギーと調和しながら存在しています(中にはバランスの悪い石もあります)。
人が自分自身の波動を、より空間に近づけようとしたとき、どのエネルギーを持った石が最適かは人それぞれ異なります。
けれど、その役割において、石ほど効果的な存在はないと私は感じています。
石は非常に素直です。
私は、その方に最も適した石を選び、そこに「空間の波動と響き合うような波動」を加えます。
その際、石に一度加えた波動は、何十年も滞留します。
プラスチックやガラスでは、波動は数分も持ちません。
しかし、石には長く波動がとどまり続けます。
たとえば、ある方が使っていた陶器の湯のみを、5年後に私が手に取ったときでも、「この湯のみはあの方が使っていた」と感じることがあります。
それほどに、波動は石に滞留し続けるのです。
人もまた、同じです。
一度波動が滞留すれば、それは年月を経ても残り続けます。
このようなエネルギーの性質は、私たちが生きていく上でとても大切なものであり、心と身体のバランスを整えるために、必要不可欠な存在だと感じています。

波動が整う時間をご希望の方へ

心や身体に違和感があるとき、理由のはっきりしない疲れが続くとき、それはエネルギーのバランスが揺らいでいるサインかもしれません。
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ご希望の方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
あなたの波動が、心地よいリズムを取り戻すきっかけとなりますように。

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田中さくサクラガカオル主宰

大阪生まれの京都在住。
4歳の頃から、人の気や目には見えないものを映像のように感じ、小学1年生の時にはその違いを自覚していました。
言葉で説明するのが難しく、研究者の協力を得ながら、自分が感じるエネルギーの正体を知っていきました。
14歳で、空間や大地のエネルギーが人の自然治癒力を高めることを確信し、以来40年にわたり、エネルギーによる調整を続けてきました。
これまで1万人近い方と向き合い、医療では難しいとされた症状でも、多くの方が回復を実感しています。
サクラガカオルでは、気を充填した天然石を自由に触れ、エネルギーを感じることができます。
予約があれば、直接「気」をお入れすることも可能です。
京都にお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください。

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