想いとエネルギーの交差点で見つける癒し

目に見えないものに、なぜか惹かれてしまう瞬間があります。
それがたとえ「スピリチュアル」と呼ばれる領域だったとしても、心が自然と向かってしまうときがある。
この記事では、そうした“目に見えないエネルギー”について、私自身の体験を通して、なるべく誤解なく丁寧にお伝えしたいと思います。
それは決して不思議な話ではなく、誰もが感じたことのある日常の一部かもしれません。
「気」はスピリチュアルなのか?
「気」という言葉を聞くと、スピリチュアルなものだと感じる方も多いかもしれません。
たしかに、「気」は精神の状態に深く影響されます。
そういった意味では、精神世界と結びついている部分もあります。
今の科学は、約200年前に「物質と精神は交わらない」という前提のもとに発展してきました。
いわゆる二元論と呼ばれる考え方ですが、その理論はすでに限界を迎えつつあると私は感じています。
現実には、精神の状態が身体や空間に影響を与える場面は、日常にあふれています。
「気」は、そのような目に見えないつながりを教えてくれる入り口なのかもしれません。

花と接するときに見えるもの
お花を育てるとき、愛情をもって育てると、より元気に育ち、長く咲いてくれます。
逆に、嫌悪感を持って接すると、花の生命力や美しさが変わってきます。
私はこれを、何度も実験のように確かめてきました。
目には見えないけれど、私たちの想いやエネルギーは、植物や空間にまで届いているのだと感じます。
想いが蓄積される場所のちから
神社や仏閣を訪れたとき、特別な空気を感じたことはありませんか?
いわゆる「パワースポット」と呼ばれる場所には、長年にわたり、人々の祈りや願いが積み重ねられています。
私自身も、京都の神社や、伊勢神宮、出雲大社などを訪れたとき、そこに満ちているエネルギーを感じることがあります。
特に伊勢神宮や出雲大社では、磁場を測ると「ゼロ」に近い数値が出ることがあります。
プラスとマイナスの磁力が拮抗しており、そこに想いや祈りが重なることで、独特の空間が生まれているのかもしれません。
そして何より、1000年以上も前から、人々が神を敬い、祈り、崇高な想いを絶やさず守り続けてきたこと。
そうした積み重ねが、大きなエネルギーとなって空間に宿っているのだと、私は感じています。
「波動」は人を癒すことができるのか?
人の想いや祈りには、相手に届く力があります。
それは目に見えなくても、確かに「感じる」ことができる力です。
癒す力、活かす力として働くエネルギーが、私たち一人ひとりの中に存在している。
現代ではまだ科学的に解明されていない部分もありますが、未来には、それが「奇跡」ではなく「しくみ」として理解される日が来ると信じています。

サクラガカオルという空間
私が京都で運営している町家サロン「サクラガカオル」には、長い時間をかけて空間の気を蓄えてきた石たちがあります。
それらの石に触れていただくことで、空間のエネルギーに自然とつながっていく方もいらっしゃいます。
特別なことをしなくても、ただそこに身を置くことで、心と体がゆっくり整っていくような感覚。
そこにあるのは、長く祈りと想いを重ねてきた空間の力です。
もし、「気の取り込み方」や「整え方」にご関心がありましたら、サロンでの面談をご利用ください。
今のご自身に合った方法を、ゆっくり一緒に探っていけたらと思います。