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肺がんの転移を前にかけた一言

肺がんの転移を前にかけた一言

数年前、乳がんから肺へ転移した方とお会いしました。乳がんはすぐに回復しましたが、肺への転移は困難で、張りつめた表情が印象的でした。
そのとき私が口にしたのは「風邪をこじらせたみたいなものですね」という一言。診断ではなく、強い緊張を少しでも和らげたい気持ちから出た言葉でした。表情はその瞬間にやわらぎ、場の空気も変わっていくのを感じました。

安心がもたらした変化

その後の検査では腫瘍が小さくなり、三か月後には「治った」との診断を受けました。医師は驚いていましたが、ご本人は自然なことのように受け止めていました。恐怖や不安は姿を消し、心身は急速に軽くなっていきました。サロンの静けさが、その安心を支えていたのだと思います。

今も続く支え

この出来事の後も、その方は折に触れてサロンを訪れています。石に触れ、静けさの中で呼吸を落とす時間は、今も心身を整える大切な習慣となっています。小さな一言と場の空気が、人の治癒力を呼び覚ます。その確かさを私自身も強く感じた体験でした。

記事を読んで気になった方は、お問い合わせから個別面談をお申込みいただけます。京都の町家で、静かな空間とともに、あなたの「戻ろうとする力」を整えてみませんか。

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田中さくサクラガカオル主宰

大阪生まれの京都在住。
4歳の頃から、人の気や目には見えないものを映像のように感じ、小学1年生の時にはその違いを自覚していました。
言葉で説明するのが難しく、研究者の協力を得ながら、自分が感じるエネルギーの正体を知っていきました。
14歳で、空間や大地のエネルギーが人の自然治癒力を高めることを確信し、以来40年にわたり、エネルギーによる調整を続けてきました。
これまで1万人近い方と向き合い、医療では難しいとされた症状でも、多くの方が回復を実感しています。
サクラガカオルでは、気を充填した天然石を自由に触れ、エネルギーを感じることができます。
予約があれば、直接「気」をお入れすることも可能です。
京都にお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください。

サクラガカオル

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京都府京都市下京区恵美須屋町179ー2
Open 11:00a.m.- 5:00p.m.